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【沖縄観光】普天間基地のオスプレイを見学できる、嘉数高台公園
主に沖縄県の普天間基地に配備されている、V-22航空機。通称「オスプレイ」。
何かと話題になっているこの機体を遠目ではありますが見学できるスポットがありますのでご紹介します。
その場所は、沖縄本島中部の宜野湾市にある「嘉数高台公園(かかずたかだいこうえん)」です。
嘉数高台公園(かかずたかだいこうえん)アクセス
住所は、沖縄県宜野湾市嘉数1丁目5。
那覇空港から車で20分程度ですので、日帰り観光にちょうど良いです。
住所 | 沖縄県宜野湾市嘉数1丁目5 |
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交通 | 那覇空港~高速利用で約26分 高速西原インターより約2,8km 約7分 |
駐車場 | 駐車場有り(無料) |
見学料 | 無料 |
なお、那覇空港の近くには、こちらも戦争遺跡の「旧海軍司令部壕」があります。
レンタカーを借りたら、嘉数高台公園とセットで観光するのも良いかもしれません。
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嘉数高台公園(かかずたかだいこうえん)とは
今は平和な公園になっていますが、太平洋戦争時は、沖縄戦の激戦地の一つでした。
今でも日本軍が使用したトーチカや陣地壕、弾痕などが残っており、戦争について考えさせられる場所でもあります。
現在は公園としてきれいに整備されており、世界平和を願う地球儀をイメージした展望台があります。
そこから普天間基地が一望でき、オスプレイも見えるわけです。
嘉数高台公園(かかずたかだいこうえん)内部の様子
Google Mapsを頼りに細い坂道を車で上っていくと、突如嘉数高台公園が現れます。
公園内は展望台に向かってほぼ一本道です。
細い階段をどんどん上がっていきます。
途中、嘉数地域に駐屯した日本軍の陣地豪があります。
陣地豪
嘉数に駐屯した日本軍は、嘉数高地を中心とした周辺地域にいくつもの陣地豪を築いたそうです。
陣地豪の構築は、1944(昭和19)年の夏ごろから開始されたようで、朝から夕方までの作業が毎日続けられました。兵士だけでなく、嘉数や周辺地域からも、老人や女性を含む多くの人々がかりだされたとのこと。
陣地豪は、石灰岩をくりぬいてコの字型に構築され、側壁には落盤防止用の坑木の跡もあるそう。
嘉数高地には日本軍の主陣地が置かれたために、このような陣地豪が無数に構築されたのでしょう。
さらに階段をどんどん登っていきます。
今度は機関銃の銃痕がありました。
弾痕の塀
戦前の嘉数は、家屋や道路が碁盤状に整備され、田畑に囲まれたのどかな集落だったようですが、日本軍が駐屯し陣地構築を始めると、軍靴の音が響くようになったとそうです。
米軍上陸後の嘉数は、日米両軍の主力が激しい攻防戦を繰り広げた場所となり、住民はもとより、住みなれた家屋なども大きな被害を受けたとの事。
戦場となった嘉数では、日米両軍の銃弾・砲弾が雨あられの如く降り注ぎ、この弾痕の塀はそれを物語るものです。
展望台
いよいよ展望台に到着です。
地球を模した展望台は三階建てとなっており、すぐに最上階に到着できます。
最上階からの見晴らしがこちら。
360度、宜野湾の町が一望できます。
パノラマで撮るとこんな感じです。
少し離れていますが、ここから普天間基地を見ると、オスプレイが駐留しているのが分かります。
私の他にも年輩の方が数名おり、望遠カメラでオスプレイの様子を撮影していました。
【沖縄観光】普天間基地のオスプレイを見学できる、嘉数高台公園 まとめ
那覇空港から車で20分程で到着でき、無料で戦争遺跡やオスプレイを見学することができる、嘉数高台公園。
雨の日は少々眺望が悪くなってしまうと思いますが、晴れている日は本当におすすめできるスポットです。
「旧海軍司令部豪」と並ぶおすすめスポット。
お時間がありましたら是非足を運んでみて下さい。
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※当ブログの一部の画像は、沖縄観光チャンネルのものをお借りしました。