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沖縄の杜で感じる先端技術の息吹 OIST(沖縄科学技術大学院大学)を見てきた
沖縄県恩納村にある、OIST(沖縄科学技術大学院大学)を見学してきましたので記事にしたいと思います。
素晴らしい学習環境で、子供を入れたくなる大学でした!
また一般の方の学内見学も可能ですので、近くに行かれた方は是非見に行かれることをオススメします。
そもそも「大学院大学」って??
初めに「大学院大学」という聞き慣れない大学名について調べました。
通例、大学院大学とは、学校教育法(昭和22年法律第26号)の第68条に規定がある学部(学部以外の教育研究上の基本となる組織を含む)をおくことなく大学院をおく大学のことを指す。独立大学院大学(どくりつだいがくいんだいがく)ということもある。なお、このような大学におかれる大学院は、独立大学院(どくりつだいがくいん)という。なお、すでに廃止された法律であるが、国立学校設置法(昭和24年法律第150号)では、国立の大学院大学のことを「国立大学院大学」と称していた。
また、大学院大学は、大学院重点化を行った大学のことを指すこともある。この場合、当該の大学には学部(またはそれに準ずる教育研究上の基本組織)と大学院の双方が設置されるのであるが、組織の基本は大学院に置かれることになる。たとえば、教員は大学院に所属することを基本とし、学部については兼担するという形式になる。(wikipediaより)
・・・よく分かりませんが、ざっくり、大学が無いけど大学院だけある大学院、ですね。
(通常は「東京大学」と、「東京大学 大学院」がセットだけど、大学院しか無い)
調べてみると、OIST以外にもいくつか大学院大学がありました
WIKIPEDIA:Category:日本の大学院大学
OIST(沖縄科学技術大学院大学)とは?
場所はここ!
那覇空港から高速を使って車で1時間弱です。
沖縄観光の鉄板、美ら海水族館に行く途中の通り道ですね。
近くには「青の洞窟」などの観光スポットもあります(ちなみに青の洞窟も非常にオススメです!)
OIST(沖縄科学技術大学院大学)内部へ潜入!笑
沖縄自動車道「屋嘉IC」を降りて車で15分くらいです。
現地に着くとまずはこの看板(?)。
壁の上に建物がありますが、これ、大学院生用の学生寮とのことです。
大学の入り口に近いところに学生寮を置いて、とっつきにくい大学のイメージを払拭しているんだそう。
入り口に行くと感じのいいオッチャン警備員さんが出迎えてくれます。
厳しいチェックとかは全然無く、見学に来たことを伝えて車を停めていざ構内へ!
OIST 敷地内には幼稚園も。
本棟に行く途中に、幼稚園児?くらいの小さな子供達がたくさんいました。
チャイルド・デベロップメント・センター(CDC)といって、OISTの職員や学生の子供を対象とした保育施設の子供達だそう。
みんなワイワイキャッキャと楽しそうでした。
学内の雰囲気。
ゴルフコースが作れそうです。
到着するとまず驚くのが、いわゆるトンネルギャラリーです。
OISTの各研究ユニットの紹介や、芸術作品などが展示されています。
トンネルギャラリー前の受付の裏にあるトイレは、バイオトイレになっており、微生物がウンチを分解してくれるようです。
トイレの底を覗くと、おがクズがかくはんされている様子を見ることができます。
OIST全体の模型がありました。
この後色々な研究室を見学させて頂いたのですが、残念ながらここは写真NGということで割愛!
続いて学食に移動しました。
学内はインターン生ばかりで日本人がいない!
あいにく天気は曇りですが、緑が多くて気持ちいい場所です。
しかもここにいるのはほとんど海外の方で、日本人は我々だけでした。
自分の子供を入れるのは難しいかもしれません・・
肝心の食べ物は、結構美味しかったです。
周りから聞こえる会話も、英語以外にも様々な言語が飛び交ってます。日本語だけが全く聞こえてこない感じ。
海がすぐ近くです。
このへんはプライベートビーチなどが多いようです。
おなか一杯になったところで少し移動します。
ここはOISTの中でも一番有名な渡り廊下です。
各棟をつなぐ渡り廊下なのですが、渡り廊下の上をよく見ると、鳥がとまっています。
なんとこれ、実は模型!とのこと。
鳥がガラスに突っ込んでくるバードストライクを避けるために、大型の鳥の模型を設置しているのだそう。
初めて見ましたが、発想がすごいですよね。
OIST(沖縄科学技術大学院大学)感想
天気が良かったら最高の景色だっただろうな~、と贅沢な悩みは残りますが、結論としてすごい大学(大学院)でした!
国の補助で成り立っている部分はあると思いますが、学生がほとんど海外の方なんですよね(日本人は一人も合わなかったと思う)。
国のお金で勉強したら、卒業後はちゃんと日本に恩返しをして欲しいな~・・でもきっと母国に帰っちゃうんだろうな~と、少し複雑な気持ちでOISTを後にしました。
OIST、観光地としてはとてもオススメです!
定期的にイベントも開催しているようなので、webサイトを要チェックです!
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※当記事の幾つかの写真は公式サイトの写真を引用させて頂きました。