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都内でほぼ確実に化石が見つかる場所 多摩川「狛江水辺の楽校」
小さい頃川原で貝の化石を見つけたことがあり、その時のものすごい衝撃を子供にも体験させてやりたくなりました。
色々調べたところ、なんと東京都内にも関わらず、「ほぼ確実に」化石を発掘する事ができる場所を教えてもらい、行ってきた際のことを書きたいと思います。
ちなみに埼玉県内でほぼ確実に発掘できる場所はこちらです。
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埼玉県でほぼ確実に化石が見つかる場所 秩父「ようばけ」
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都内でほぼ確実に化石が見つかる場所「狛江水辺の楽校」
ズバリ、場所はここ!
最寄り駅は小田急小田原線「和泉多摩川」駅か、南武線の「登戸」駅。
多摩川の北側の川原になります。
車で行く場合は、地図のバルーンから北に少し行ったところにある「駒井西交差点」付近にコインパーキングがあるのでここに停めて下さい。
バルーンの場所を起点に多摩川沿いを上流に歩いていくと、左側に獣道があります。
そこから川原に下りることができます。
当時はお正月の三が日で、私達以外には誰もいませんでした。普段はちらほら化石採集をしている人がいるとの事。
都内でほぼ確実に化石が見つかる場所 実際に発掘してみた
写真では少し分かりづらいのですが、明らかに周りと違う泥岩の地層が露出しています。ハンマーなどで叩いてみるとボロボロと崩れる感じです。
そしてここから黙々と化石を掘り進めると。。。。次から次へと出てきます!!!
2時間ほどの発掘で、二枚貝を4つみつけることができました。
なぜ多摩川は「ほぼ確実に化石が見つかる場所」なのか
なぜ多摩川は化石が多く見つかるのでしょうか。
その答えは、国土交通省の管理団体「京浜河川事務所」のホームページに掲載されていました。
本当にざっくり説明すると、多摩川近辺の地層は
- 旧地表面(A~A´)
- 現地表面(B~B')
の、ちょうど境目あたりだから、です。
上記の通り、
- 現地表面より高い旧地表面は、既に浸食されてしまっている
- 現地表面より低い旧地表面は、まだ地中にある
上記のちょうど境目である多摩川近辺は、上記2つの地表面が交わる場所。
そのため、化石が見つかりやすいのです。
詳細は以下ホームページをご参照ください。
親子で化石発掘体験をする際に必要な道具リスト
子供を連れて化石発掘に行く時に必要な道具リストをまとめました。
目を守るゴーグル(サングラス)やタガネを打つ時に手を打たないようなハンドガードなど、子供ならではの道具を紹介しています。
特にゴーグル(サングラス)については安いものでもいいので必ず準備しておきましょう。
ハンマーやタガネを使うと石の破片がかなり飛び散ります。
特に小さい子供は石に顔を近づけてハンマーを使ったりしますし、そもそも手が短く石と顔の距離が物理的に近いので、危険です。
但し防護ゴーグルは化石採集時にしか使えず見た目もカッコ良くないため、子供用スポーツサングラスがおすすめです。
他にもkindle版化石図鑑をダウンロードしておけば、取れた化石をその場でチェックできます。
化石採集に重たい図鑑を持って行くのはイマイチですし、図鑑が汚れてしまいますのでkindle版がおすすめです。
2つ目の書籍はkindle unlimited対応ですので、会員はタダで読めます。
会員でない人は1か月の無料期間がありますので、化石採集日に登録し、無料期間中に解約するという荒業もできてしまいます。
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以下サイトにまとめてありますので、こちらもどうぞ。
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親子で化石発掘体験をする際に必要な道具リスト
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※当記事は2021年1月のものです。
川原の状況は当時と異なっている可能性もありますので、ご注意下さい。
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