利根川での水難事故に備え、群馬県太田市や埼玉県熊谷市など4つの消防本部による水難救助訓練が千代田町で行われました。
この合同訓練は、太田市消防本部と館林地区消防組合、それに埼玉県の熊谷市と行田市の消防本部が、円滑な情報伝達と救助体制の強化を図るために毎年行っているものです。訓練は、豪雨により利根川が増水し複数の人が溺れているとの通報が消防に入ったことを想定して、約70人の隊員が参加しました。
群馬県と埼玉県の消防本部の隊員が利根川の右岸と左岸から救命ボートに乗り込み水難者の救助に出動しました。館林地区消防組合がドローンを使って水難者の位置などを確認、各消防本部に無線で連絡しスムーズに救助活動を行いました。また、救命ボートの他に6月から新たに太田市消防本部で運用されている水上バイクも出動しおぼれている人を迅速に救助していました。
隊員は水難事故に備え真剣に訓練に取り組んでいました。