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野球グローブの紐交換 上手な結び方~事前準備編~

2019年9月22日

 

グローブの紐が切れたけど、お店に交換をお願いすると高い・・・

自分でできるのかな?

 

そんな方のために、紐交換の具体的な方法を、グローブの部位毎に記事にしてみました。

交換に必要な紐の長さも記載していますので、無駄なく交換することが可能です。

 

こんな方におすすめ

  • 紐交換を自分でやってみたい
  • どんな道具が必要か知りたい
  • なぜ紐がすぐ切れるのか知りたい

 

野球グローブの紐交換 上手な結び方~事前準備編~

 

グローブの紐を自分で交換する方法を解説します。

※この記事は、紐を交換する前の「準備編」です。

 

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野球グローブの紐交換 上手な結び方 事前準備①:道具の用意

 

今回使用した道具は以下が全て。

家にあるもので代用できれば、買わなくてもOKです。

 

ラジオペンチやニッパー

 

紐を取り外したり、切ったり、強く引っ張って締めるために必要。

紐通し専門の道具もありますが、そうそう使うものでもありません。

日用品で代用してしまいましょう。

 

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グラブブラシ

 

持っていない人はいないと思いますが念のため。

日々のメンテナンスで土・砂・ホコリを落とすためのグラブブラシです。

私の愛用品はローリングス製。

 

 

紐交換の際は、普段掃除できない部分の汚れを落とすチャンス。

持っていない人はこの機会に購入することをおすすめします。

グローブは革製品なので、毎回ブラシで軽く汚れを落とすだけでも輝きが全然違います。

 

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グラブクリーナー

 

ひどい汚れを落とすときはグラブクリーナー。

私の愛用品は定番中の定番、ハイゴールドのマルチクリーナーです。

 

 

繰り返しですが、紐交換のタイミングは普段掃除できない部分の汚れを落とすチャンス。

万が一持っていない人はこのタイミングで揃えてしまいましょう。

ハイゴールドはグラブだけではなく、トレーニングシューズにも使用できます。

 

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オイル

 

グラブに潤いを与えるためのオイルです。

紐交換のタイミングで、普段オイルが届かない所へも潤いを与えましょう。

 

固形オイル(本体用)

 

左が私の愛用品。定番中の定番「コロンブスのミンクオイル」。右は廉価版のTEMPOのスーパーゴールド。

 

 

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どちらも、グローブに限らず革製品のメンテナンスであれば何でもいけます。

なおミンクオイルの方が上品な匂い。

TEMPOは若干ケモノ臭がするような気がするので、私はミンクオイルの方が好きです(気のせいかもしれませんが)。

 

液体オイル(紐用) ※重要!!

 

紐の交換時、紐用の液体オイルは必須です!

 

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紐自体にオイルを浸透させることで、伸縮性やしなやかさが向上し、グラブ全体の性能が全然違ってきます。

更には紐の寿命にも影響します。

上記の固形用オイルやスプレータイプは、紐自体にピンポイントに塗って浸透させることができないのです。

紐を交換する際は、これだけは準備しておいて欲しいです。

 

グローブの紐(グラブレース) 180cm×5つ

 

肝心のグローブの紐、正式名称は「グラブレース」。

全ての紐を交換するためには、1つ180cmの商品であれば、4~5個が必要になります。

 

紐のメーカー

 

様々なメーカーが出していますが、Amazonの評価が高く値段も手ごろで、色展開が豊富なSSK製がおすすめ。

 

 

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他にもミズノやZETTも紐を出しています。

 

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私はグローブの紐は消耗品と位置付け、安いものを選びましたが、

  • なるべく高価で頑丈?なものを選ぶ
  • グローブ本体とメーカーを合わせる

など、この辺りは好みで選んでOKです。

 

冒頭でも説明した通り、全ての紐を交換する場合は、SSKの一つ180㎝の商品であれば最低4〜5本必要。

自分のグローブに必要な本数が4本か5本かわからない方は、まずは4個注文して試して、足りなかったら追加一個を頼む、で良いと思います。

Amazon Primeであれば翌日に届きますからね。

ちなみに紐通し用の金具もしっかり付属しています。

紐の片端は以下の画像のように穴が開いているので、これに金具を通して紐を通していく形です。

 

 

紐の色

 

何色のグローブに何色の紐を合わせるか?

これは完全に好みの世界ですね。

ネットで「野球」「グローブ」等の単語でイメージ検索し、色々なグローブと紐の組み合わせを見て好みの組み合わせを選びましょう。

※一部の少年野球では、グローブ本体と紐の色を統一しないといけないというルールを設けている野球連盟もあります。

公式戦に出る場合はご注意下さい。

 

紐の表裏に注意

 

購入した紐には表と裏があるので注意してください。

原則、紐の表(ツルツルしている方)が、グローブの捕球面側に来るように通していきます。

紐の裏面はケバ立っているので、グローブに通すたびにポロポロとカスが出ます。

気になる人は新聞紙を敷いて作業をしましょう。

 

野球グローブの紐交換 上手な結び方 事前準備②:写真撮影

 

紐を外す前に、グローブのあらゆる角度から写真を撮っておきましょう。

次にどこの穴に通せばよいか分からなくなった時のための保険です。

特に「購入時と同じ順序で紐を通したい」というような私と同じような几帳面な方は必須です。

 

野球グローブの紐交換 上手な結び方 事前準備③:紐の取り外しと掃除

 

まずは既存の紐の取り外しと掃除です。

 

紐の取り外し

 

これは特に注意すべき点はありません。

片っ端から紐をほどいて、取り外しましょう。

紐が固い部分は冒頭で説明したラジオペンチが活躍します。

なお、少し形状の違う紐(きしめん状の平べったいもの)は、親指や小指部分の締め付けを調整するためのものなので、取り外さないようにしましょう。

 

掃除

 

全ての紐を取り外したら、ここぞとばかりに掃除をします。

冒頭で説明した、「グラブブラシ」で細かいところまで汚れを落とし、落ちない汚れは「グラブクリーナー」を使用します。

全ての汚れを落とし終わったら、細かい部分も含めて全体的にオイルがけをして馴染ませましょう。

当たり前ですが、上で触れたきしめん状の紐も汚れを落としてオイルがけをします。

ちなみに

  • 「グラブブラシ&グラブクリーナーでの汚れ落とし」
  • 「オイルがけ」
  • 「紐通し」

の3つのステップの間は、1日ずつ空けましょう。

グローブが柔らかい状態で紐を締めてしまうと、必要以上にきつく締まってしまいます。

 

掃除をし、オイルがけをする前と後の比較がこちら。

左が掃除前、右が掃除後です。

 

 

写真だと分かりづらいですが、一応満足いく位までは綺麗にすることができました。

 

野球グローブの紐交換 上手な結び方 綺麗に結ぶコツ

 

実際に紐を通す前に、綺麗に仕上げるコツを紹介します。

 

購入した紐(グラブレース)は、使用前に馴染ませる

 

開封したばかりの紐(グラブレース)は堅く乾燥しています。

まずは全体的に液体オイルを浸透させたうえで、引っ張り、馴染ませ、本来の柔らかさを取り戻しましょう。

 

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ここで注意点。

グローブ本体用の固形オイルやスプレータイプのものでは、紐の内部に集中的に浸透させることはできません。

かならず液体タイプ+ハケで塗るようにしましょう。

繰り返しですが、これをやるのとやらないのとではグローブ本体の性能が全然違ってきます。

 

こちらも、オイルをしっかり浸透させてから、1日くらい空けた方が良いです。

一度通してしまうとグラブの中に入り込んでしまった部分の紐の手入れはできません。

まずはじっくりオイルを染み込ませることが大事です。

 

一定のテンションで張り上げる

 

紐を通す際は、部位ごとに一定のテンションで張り上げましょう。

特に難しいのがネットの部分。

一発で綺麗に決めるのは難しいので、次に紹介するように、すぐに両端の紐を結ばず、全て通し終わった後に微調整するのがおすすめです。

 

紐の端はすぐ結ばない。最後に調整

 

綺麗に仕上げるためには、紐の端はすぐに結ばず、全て通し終わった最後に全体調整をする際に結びましょう。

全体のバランスを見ながら調整が可能となります。

 

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