自分でできるのかな?
そんな方のために、紐交換の具体的な方法を、グローブの部位毎に記事にしてみました。
交換に必要な紐の長さも記載していますので、無駄なく交換することが可能です。
こんな方におすすめ
- 紐交換を自分でやってみたい
- どんな道具が必要か知りたい
- なぜ紐がすぐ切れるのか知りたい
野球グローブの紐交換 上手な結び方②指先編
指先の紐の通し方を解説します。
他の部位を交換したい方は、以下の「部位別まとめ」からどうぞ。
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野球グローブの紐交換 上手な結び方~部位別のまとめ~
続きを見る
指先の紐の交換については、グローブの形により異なりますが、以下の画像を参考に通して下さい。
どんな通し方をしても、最終的な結びめの位置が異なるだけです。
オリジナリティ溢れる通し方をすれば、更に愛着が湧くかもしれません(*´ω`)
野球グローブの紐交換 指先の紐の結び方:必要な紐の長さ:約120cm
指先部分に紐を通していきます。
普段のプレーで地面に擦ってしまったり、ダメージを受けやすい部分。
慎重に、入念に通していきましょう。
親指の甲側が起点です。
右下から左上に紐を通し、グローブを捕球面にして、T字ネットに紐を通していきます。
そのままクルクルと、紐の表面が表側になるようにT字ネットに巻きつけていきます。
T字ネットに全て巻きつけ終わったら、最後はT字ネット内部を通します。
手のひら側から、人差し指の先端に通し、甲側から、腹側に紐を通します。
甲側は捕球面ではないので、紐の裏が外側に来ても問題ありません。
今度は中指の甲側の下段の穴に通します。
このまま人差し指側に戻ります。
ここまでが1セットです。
これを小指まで繰り返します。
最後は、小指の甲側で余った紐を切って結べば終わりです。
以上で終了です。
グローブの紐のお手入れ、サボっていませんか?
この記事をご覧頂いている方。
恐らく、切れてしまったグローブの紐を、自分で結び直そうとしている人でしょう。
自分自身で治そうとする心意気、きっとグローブを大事に扱っている方だと思います。
しかし、一点だけ。
なぜグローブの紐が切れたか?
考えたことはありますか?
長年、愛用しているグローブだから?
そうですよね。私もここ数年、土日はずっと使っています。
自分のグローブを愛しすぎて、一切、他に浮気していません。
一生懸命練習しているから??
分かります。私も一生懸命練習しているつもりです。
特に土手や指先の紐は痛みが激しいですよね・・・。
・・・・
よ~く考えて下さい。
紐自体について、意識してお手入れをしていますでしょうか。
当たり前ですが、紐だって立派なグローブの一部。
ちゃんと革でできており、お手入れをするのとしないのとでは伸縮性やしなやかさ、ひいてはグローブ本体の性能に大きく影響します。
紐のお手入れ
- 日々、紐の裏まで歯ブラシなどでしっかり汚れを落とす
- 一か所に負担がかからないよう、定期的に締め直す
- 意識してオイルを浸透させる
これらをしっかりやれば、グローブ本体の性能が全然違ってきます。
特に買ったばかりの紐は固く乾燥しており、固形のグラブオイルでは浸透性の面で弱いです。
以下のような液体オイルを使用し、紐の内部までしっかり浸透させてあげましょう。
※スプレータイプのオイルがありますが、紐自体を狙い撃ちするのは難しいです。
液体+ハケで集中的に塗るのをおすすめします。
これをやっておくだけで、紐の持ちとグローブ自体の伸縮性が全然違ってきます。
騙されたと思って試してみて下さい。
オイルを浸透させると本当に性能が変わりますよ!
紐交換の方法は、以下のまとめからどうぞ。
部位別に検索が可能です。
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野球グローブの紐交換 上手な結び方~部位別のまとめ~
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今回使用した道具は以下。
ヒモはどれか一つ。ラジオペンチは自宅にあるものか100均で買ってくれば大丈夫です。
※せっかくの紐を外す機会なので、クリーナーやオイルを使って普段紐で隠れて見えない部分をケアしましょう。