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「つらい、ありがとうって言うしかない」熱海土石流災害の象徴ビル 解体始まる

2021年7月に発生した静岡県熱海市の土石流災害からまもなく1年が経ちます。土石流災害を物語る存在となってきた建物の取り壊し作業が6月21日から始まりました。

2021年7月に発生した土石流災害の映像は、SNSやテレビなどを通じて世界中に発信され、土石流が押し寄せた「丸越酒店」は被害を代表的に物語る存在となってきました。

21日は家主の高橋幸雄さんが取り壊しを前に、長年暮らした建物への感謝と工事の安全を祈り、お神酒を捧げました。

<家主 高橋高橋幸雄さん>
「つらいです。ありがとうって言うしかないですよね」

このあと、大型の重機を使い、取り壊し作業が始まりました。解体は7月末までに完了する予定で、近所の人も寂しそうに工事を見守っていました。

<近所の人>
「いままでずっと見慣れた風景でしょ。これがなくなると寂しいですよね」

被災した住宅の解体は、罹災証明もしくは被災証明で半壊以上の判定を受けた人が対象で、申請した人に対し、熱海市が公費で撤去します。これまでに57棟の所有者が解体を申請していて、熱海市は2023年1月までの完了を目指しています。

#LIVEしずおか 6月21日放送

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