12年前、浜名湖で野外活動中にボートが転覆し、女子中学生が亡くなったことを教訓にしていこうと、生徒が通っていた愛知県豊橋市の中学校で命の尊さを学ぶ取り組みが行われました。
2010年6月18日に起きた事故では、当時中学1年の西野花菜さん(12)が亡くなり、豊橋市の小中学校では、毎年この時期に命の尊さなどについて考える取り組みを行っています。
西野さんが通っていた章南中学校では、リモートで全校集会が行われ、鈴木孝昌校長(57)が、「将来自分の周りの人を守ることができる人に育ってほしい」などとと話しました。
その後、生徒たちは、右半身が麻痺してしまったバスケットボール選手の話を聞き、生きる大切さについて学びました。