北海道知床沖で26人を乗せた観光船が沈没した事故から3週間余り。
潜水士が深い海で船の中を捜索する飽和潜水の為の作業船が、北海道沖の日本海を北上していて、5月17日にも網走市に到着する見通しです。
KAZU1(カズワン)の沈没事故では現在も12人の行方が分からなくなっています。
5月15日は海保などの捜索のほか、悪天候のため中断していた無人潜水機による船体の調査も再開されましたが、行方不明者につながる新たな手掛かりは見つかっていません。
一方、潜水士が深い海で作業をする「飽和潜水」の為の装置を積んだ作業船「海進」と「早潮丸」は北海道の日本海側を北上しています。
5月17日網走港に到着し、早ければ19日にも潜水士による捜索活動などが行われる見通しです。
(KAZU1の「ワン」は正式にはローマ数字)